2011年11月26日土曜日

鶏のローストとルイ・ジャド ピノ・ノワール 2005

感謝祭2日目は、ブルゴーニュのピノ・ノワールです。
アメリカでは、フランスワイン、取り分けブルゴーニュの赤が手に入りにくいです。大型のワイン屋に向かえど、満足できることはまずないです。しかしそんな中、VA州のグロッサリーで、ルイ・ジャド を発見。しかも店側があまりワインに詳しくないのか、ビンテージの概念がなく、2005~2010年を一定価格で売っていました。即2005年を購入です。


1. 鶏のジューシーロースト
ピノ・ノワールと完璧にマリアージュしました。鶏もも肉やキノコに余計な味を付けず、塩、こしょう、オリーブオイルで素材の味を引き出す料理らしいです。繊細な味なのですが、ピノを飲むとさらに料理が美味しくなり、料理を食べるとピノの味がさらに引き立ちます。こういう一瞬があるので、ワインはやめられないのだなと再認識しました。



2. アスパラのタルタルソースかけ
湯がいたアスパラにタルタルソースをかけた一品。どうやっているのか、タルタルソースの最後にシャープな塩気があり、それが白ワインとは非常に良い相性があると思わせます。
今回直前で自分がワインを白から赤に変えたので、ピノ・ノワールと食べる事に。残念ながらタルタルとピノのアロマが完全に相殺。やはり白に合わせてみたいですね。



3. キャベツの和風ドレッシング
サイドメニューの最後を飾るのは、キャベツ料理です。
前々回、初めて食べた料理なのですが、美味しいので再登場願いました。
ワインとの相性も良いのですが、ピノには若干強く、鶏のジューシーローストが完全なマリアージュをしてしまったので、今回はあまり目立ちませんでした。しかし気がつくと手が伸び、おつまみ感覚で話しながら食べている。やっぱり居酒屋を連想させるメニューです。



4. Louis Jadot Pinot Noir 2005
ルイ・ジャド ピノ・ノワール 2005です。村名格でもなく、価格も$20 (1600円) 程度。
しかし、美味い。そうでした、日本にいた時はこんなにも美味しいワインを普通に飲んでいたのかと泣きたくなりました。
透明感のあるルビー、そして淡い色の花を連想させるアロマ。飲むとうまさが口の中に広がり、霧のように消えていく。バランスがよく、アフターも多少あります。少し冷やして飲むと酸味も感じられて、言う事なしですね。
嫁さんも我が家のハウスワインにしようと言う程、気に入ってくれました。アメリカでブルゴーニュのワインを手に入れる方法を真剣に模索しなければならないと思います。