2011年4月23日土曜日

結婚記念



目紛しい日々が続いており、さぼっていた
ディナー・ワイン記録、今日から再開です!

ワインの記録としては、およそ5ヶ月ぶりの更新になります。
若干さぼり過ぎましたね。
その間に色々環境が変化しまして、
(1) 彼女さん→嫁さん
(2) 日本→アメリカ(5月予定)
となりました。

今日は、結婚記念第一弾。
結婚した時に飲もうと思って、密かに保存していたあのワインを飲みました。


1.鶏と椎茸のくわ焼

この料理のレシピを作ってくれているのが「分けとく山」と言う日本料理屋です。
聞き覚えがあるなと思ったら、この間、両家顔合わせで使っていました。
甘辛くて、非常に上品な味な上にワインとの相性もいいです。まさに、なるほど!と言う高級料理の味です。
あそこ高かったので…。




2.蓮根とパプリカのきんぴら

これは本当に定番ですね。蓮根の歯触りに、パプリカの爽やかさがオリーブオイルで、見事に調和しています。
和食をベースにワインを楽しむときは外せません。


3.漬けまぐろのちらし寿司

ワインとご飯を両方楽しめてしまう禁じ手ですね。マグロも良い、アボガドも良い、しかし何気においしいのがルッコラです。
ちょっと苦みがあるのが、他を引き立てるのです。 時より寿司とワインのマリアージュを聞くのですが、確かに合うのかもしれないなと思ってしまいます。


4.Château Latour 1982

シャトー・ラトゥール1982 です。

伝説のワインですね。
心臓が止まるくらい高いです。分不相応なのですが、今よりもバカだった時に買いました。
開けた直後は閉じていて、枯れているかと思ったのですが、1〜2時間後に開き始めました。
30年の年月を感じさせないような漆黒のガーネット色をしており、アロマはローストのニュアンスがあります。
酸は穏やかで、飲み口は非常に滑らかです。



大人しいかと思うやいなや、凝縮されていた複雑さが劇的に発芽します。ピノ的な華が咲き乱れるイメージではなく、大地に森が生まれる感じです。
アフターがとても長く、長過ぎると思えるぐらいです。

今までの30年間を下地に複雑さを蓄え、そこから新たなる人生の幕開けるようなワインでした。