2012年3月4日日曜日

くわ焼きとアラン ユドロ ノエラ

嫁さんと話していて、家の中に緑が足りないと言う話になりました。
そこで観葉植物のフィカス・ベンジャミンが新たにメンバーに加わったのです。
家の中に外の空間が出来たようで衛生面が気になりますが、家に奥行きが出た印象がありますね。

[Wine] Alain Hudelot Noellat Vosne-Romanee 2007
アラン ユドロ ノエラ ヴォーヌ・ロマネ 2007年です。
ガーデニングのお店に行った後に、ワイン屋で$45 (~3600円) で購入しました。
そのお店自体がドメーヌから直接輸入をしているようなので、状態の良さに関して期待が膨らみます。

グラスに注がれたワインは、透明でありつつも暗い色調のルビーの色をしています。
アロマはさすがヴォーヌ・ロマネで、溢れる程ではないですが、繊細かつ魅惑的な華の香り。
また、その奥に土っぽさが隠れていました。
味わいは心地の良い酸味と、強すぎずバランスのとれたタンニン、そして澄んだ印象の旨味。
アフターは20秒程度で、村名格でこんなに美味しいのかなと思うほどでした。



[Dish1] 鶏としいたけのくわ焼き
結婚するときに両家顔合わせで使った懐石日本料理屋のレシピを参考にした料理だそうです。
とても上品かつ洗練された美味しい料理ですね。
甘辛い鶏肉に椎茸の旨味が重なりつつも、主張しすぎない日本食は、ワインととても良い相性です。
ただ今回の華やかなピノより、落ち着いたボルドーの方が更にすばらしい相性になると思いました。

[Dish2] 簡単キッシュ
フランスの田舎料理と言った感じの料理です。
良く火を通したオムレツの中に、タマネギとじゃがいもが入っています。
これだけだとアクセントに欠けるのですが、各所に入っているドライトマトのオイル漬けが鍵でした。
塩気、酸味を絶妙に提供してくれるトマトが、この料理のおいしさを数段階上げています。
ワインとの相性も非常に良かったですね。
ただ厚みを出す為に必要な量が尋常じゃありませんので、お腹いっぱいです。

[Dish3] 付け合わせパスタ
炭水化物担当。
最近の登場回数は、パンより上です。