2012年3月25日日曜日

鶏手羽先とルロワ ACブルゴーニュ

ちょっと忙しい日が続いていたのですが、ワインを楽しめる時間が戻って参りました。
同じ状況で休みが無かった職場の先輩は、ストレス発散の為に毎日一本ワインを空にしていたそうです。
しかも、近くのワイン屋を複数巡り、同じワインを約40本買い占め、それを毎日飲んでいると聞きました。
真似できそうにないですね。

[Wine] Maison Leroy Bourgogne Rouge 2005
メゾン・ルロワ ブルゴーニュ・ルージュ 2005です。
この前のワイン(→こちら)で、ヴィンテージの重要さを今更ながら痛感し、良い年のルロワならACブルゴーニュでも美味しいかなと思い、ワイン屋で$40 (~3280円) で購入しました。

色調は黒みがかったルビーをしており、均一で透明感にやや欠けます。
ヴィンテージによる熟成度から、樽熟成からか、ピノの中では濃い印象です。
アロマは溢れてくる程豊かであるのですが、全体的に複雑で、様々な要素が凝縮している感じです。
辛うじて分かるのは、黒い果実と鉛筆のようなニュアンスで、少し圧倒されました。
味は強く滑らかなタンニンと切れ味の鋭い酸を感じ、旨味が後にやって来て、アフターは10秒程度。
アロマが素晴らしかったので、大きな期待をしたのですが、それ程のスケール感や凝縮感は無かったです。

ただ、時より他の生産者の村名格を越えると言われるだけあり、ACブルゴーニュとは思えない風格でした。



[Dish1] 鶏手羽先のハーブ焼き
塩胡椒で下味をつけた手羽先をローズマリーと共に火にかけ、香りを移します。
オリーブオイルが馴染んだ鶏肉は、肉汁がしたたり、本当に美味しかったです。
素材の味を楽しめながら、ハーブの爽やかさで、ピノとの相性が最高の料理でした。

[Dish2] ポテトのチーズ焼き
軽い中毒のように、いつも食べたくなる高級ポテチです。
相手がどんな赤であろうと合わせてしまう、万能な料理です。

[Dish3] スプリングミックスのサラダ
オーガニックのサラダです。
ハーブ入りだと強いドレッシングをかけないと厳しいのですが、これはそのまま食べれます。
ピノとの相性は特別良い訳ではないですが、邪魔もしませんでした。