2012年1月16日月曜日

WS誌 2011年 第43位のスパークリングワイン

とある日、ポストにワイン屋のチラシが入っていました。
「近所に開店したので、皆さん来てください。15%OFFです。」と言っています。
有難く、15%OFFでワインを買わせて頂きました。

[Wine] GRUET Bland de Noirs New Mexico NV
Wine Spectator誌で、2011年のTOP100の内、第43位に輝いたスパークリングワインです。
上述したワイン屋さんで、およそ$15(~1200円)で購入しました。
まず、コルクを少し回した段階で、内部圧により、すこしずつコルクが浮いてきます。
その後、思った以上に噴きました。
シャンパンの開け方もしらないのか?と若干厳しい質問を嫁さんから頂きました。

ロゼまではいかないですが、色がついていて、勢いよく泡が立ち上ります。
柑橘系と蜂蜜のニュアンスが混ざり合ったようなアロマで、飲むととてもドライです。控えめな芯がある感じがして、美味しいスパークリングです。
レストランでこのレベルがグラスで出てきてくれると嬉しいと思うのですが、前回のMUMM NAPA Brut Roseの方が、余韻が楽しめる分、美味しかったですかね。→MUMM NAPA Brut Rose


[Dish1] いかのアーリオ・オーリオ
オリーブオイルに、唐辛子、にんにくと言えば、ペペロンチーノですね。大好きな料理です。
今回はイカがペペロンチーノに調和しきっていなかったですが、とても美味しかったです。
そして、予想より遥かに辛かった。
スパークリングを飲むと、一瞬泡の刺激が口を支配し、何故か辛さが倍増します。
これを相性が良いとは言わないのでしょうが、自分は辛いものが好きなので、非常に楽しめました。
スパークリングがドライなので、変な後味も残らずに、ペペロンチーノを堪能できました。

[Dish2] マスタードドレッシングのサラダ
マスタードとオリーブオイルを合わせたドレッシングで、ハーブが入っているオーガニックサラダのくせを非常に良く生かします。
サラダの味を完全に覆い隠す市販のドレッシングより、好きですね。
またマスタードの切れ味が、スパークリングの切れ味とそれなりに似た方向を持っていたのか、相性が良かったです。
ただ、スパークリングにあるかすかな果実のニュアンスを探しにいくには、ちょっと強いかもしれません。

[Dish3] 焼きトマト
可愛らしく見えて、内部には高温の水分を蓄えているプチ爆弾です。
火傷しそうになりました。
すこし冷やしてから食べれば、トマトソースを飲んでいるかのような濃厚な味わいです。
酸味もあるし、とても美味しいですね。
スパークリングも悪くないですが、やっぱりサンジョベーゼと合わせてみたいです。