2012年1月16日月曜日

アメリカのカベルネ・フラン

仕事を家に持って帰ってきたのですが、それに必要なプリンターが死んでしまいました。
中古で買っていたので修理費の方が高い事と、期限が迫っていたので、急遽プリンターを買いに。
店の人と散々話して、納得したプリンターを買ってきました。
しかし、家に帰ると、死んだはずのプリンターが見事に復活…。
嬉しくも虚しい複雑な心境に追い込まれた心をワインで癒しました。


[Wine] ELK RUN Cavernet Franc 2010
以前、訪れたメリーランド州のワイナリー、エルク・ランで$30(~2400円)で購入したカベルネ フランです。
フラグシップはカベルネ ソーヴィニヨンですが、最も評価をされていて、数々の賞をとっているのはこのワインです。
色は、黒みがかったルビーで、アロマは控えめ。寡黙なカベルネ ソーヴィニヨンと言った感じで、目隠しで品種を当てられる自信はないですね。
柔らかいタンニンを感じた後に、分かりやすい酸味が来ます。アフターは数秒で、複雑さや深みはあまり感じません。これと言った個性は感じないのですが、小さくまとまりながらも、優しく美味しいワインでした。
ボルドーのワインでは、セパージュを知った上でも、個々のブドウの個性を判別するのは素人に困難に思えます。そんな時、単一種から作られる事が多いアメリカワインは、ブドウの個性を勉強するのに本当に適しているなーと思った今日この頃です。



[Dish1] 豚肉のマーマレード醤油焼き
ピノに対して、最高の相性を見せた料理です。
今回もワインとの相性は良かったのですが、前回には及びませんでした。
まず、料理のオレンジピルのニュアンスが若干弱かったことと、ワインにフルーツのニュアンスが無かった事が原因ですかね。
それでも、とても美味しかったです。

[Dish2] ロスティ
高級ポテチ、再びです。
今回は、モッツァレラとプロヴォローネのチーズを個々に使用した物を嫁さんに作って頂きました。
プロヴォローネのポテチの方がチーズの味わいが少し強かった感じですね。ピノに引き続き、カベルネ フランとの相性も最高でした。

[Dish3] ベーコン入り、サラダ
近頃、体重が増加傾向にあります。車という文明の利器に、毒され始めました。
そこで、オーガニックのサラダの登場です。
折角オーガニックなんだから、素材の味を楽しみたいと、オリーブオイルとバルサミコ酢をかけて頂きました。
若干、バルサミコ酢をかけ過ぎてむせてしまいましたが、方向性はいいですね。
バランスをもう少し整えれば、今回の赤とも合うと思います。