2012年1月10日火曜日

$5のカリピノの実力とは…

先日、雪が降りました。
自分が居るのはアメリカ東部。北部に比べれば寒さも雪の量も常識内なのですが、帰宅しようとすると、車の上に10cm弱の雪が積もっていました。
確か数年前までは雪景色が好きだとか言っていた気がするのですが、素直に面倒くさいなと思いました。
年はとりたくないですね。

[Wine] flipflop Pinot Noir 2009

よく行っていたワイン屋さんで、お勧めを聞いて買った$5のカリピノです。
2009がピノのファーストヴィンテージらしく、未知数のワイン。
嫁さんや知人からは、何故に$5のワインを買ったんだ?と言われました。

色調は透明感のある淡いルビー。ラズベリーや紅茶のアロマがあり、若々しい印象。
カリピノらしい甘みを感じた後、まだまだ強い酸味がやってくる。
アフターもあり、干したプラムのニュアンスがある。
バランスは少し厳しいですが、芯がある分、そこまでは外していないと思います。
ただ、やっぱり値段の限界を感じてしまいました。
$20のブルゴーニュを買い、あまり良い年ではないと、こんなのもあるよねって味です。

翌日に飲んでも、抜栓したてのような若々しさでした。
すこしまろやかになったのですが、都合よくは化けませんね。


[Dish1] モッツァレラチーズとバジル入りチキンソーセージ
アーミッシュという言葉をご存知でしょうか。
かなり厳格なキリスト教の一派で、電気は使わず、昔ながらの農耕や牧畜を行い生活をされているそうです。そのアーミッシュさんがマーケットを開くのですが、安い上に最高品質の肉が手に入ります。
このソーセージもそこで買ってきたもので、上品な上に、肉汁が溢れ、とても美味しかったです。もう少し良いワインに合わせたかった。

[Dish2] ロスティ
高級ポテチと思ってください。
ジャンクフードが好きだけど、ワインも好きという方に朗報です。
さく状にスライスしたポテトを、チーズで固めた料理なのですが、まさにどんなワインにも合う魔法のポテチですね。
今回のピノとも最高の相性でした。

[Dish3] グリーンアスパラの目玉焼きのせ
写真の状態はまだ全力ではありません。
上に乗っている半熟卵を崩し、仕込んであるモッチァレラと一緒に食べるのです。
茹でたアスパラに濃厚な卵がかかる感じで、好きな味です。
しかし、卵の難しさがあり、ピノと食べると風味が相殺してしまいました。

[Dish4] ちぎりキャベツ 味噌オリーブオイル添え
本日のキャベツ料理です。


[Dish5] ピーマンの肉詰め
最後は翌日に合わせたピーマンの肉詰めです。一個はご飯と、一個はワインと一緒に食べました。
アメリカの野菜は、無駄に大きい事が多いのですが、ピーマンは当たりと言えます。
肉厚で味がしっかりしているので、苦みが利いて、とても美味しい料理です。ピノよりは、カベルネやメルローとさらに合いそうですね。