2010年9月19日日曜日

鍋とワイン

ワイン祭りの締めは、鍋とのマリアージュです。
しかも和食の鍋に、軽井沢で買って来たワインを合わせました。
日本ワインの底力を遺憾なく発揮して欲しいです。

1. 牛ねぎ鍋

以前食べたときは、あまりの美味さにワインを完全に押し潰してしまった牛ねぎ鍋です。
今回も美味すぎました。
うーん、和食はやっぱりすごいですね。
牛肉が美味しいのは当然なのですが、中に敷き詰められている長ねぎがまたいいんですよ。
最高でした。


2. レンコンとパプリカのきんぴら

レンコンとパプリカが甘辛く味付けされているきんぴらです。
和食でありながら、ワインと合うんですよね。
具材がパプリカであるだけではなく、実はオリーブオイルが使われているようです。
だからワインと合うのかと、思いました。
奥が深いですね。


3. Manns Wines SOLARIS SHINSHU CABERNET-SAUVIGNON 2005
ソラリス 信州カベルネ・ソーヴィニヨン 2005です。
軽井沢のマンズワインで色々試飲し、最も気に入って買って帰ったワインです。
そして、和食である鍋とかなりのマリアージュをしてしまいました。
香りはミントを感じるカベルネなのですが、アフターに醤油のニュアンスが…。
タンニンが強すぎてしょっぱく感じている訳ではなく、そこに確かに醤油っぽさがあるのです。
ワインは通常、料理と産地を合わせることで、マリアージュの確率が高まります。
なぜなら葡萄がテロワールを記憶して、それがワインでも息づいているかららしいです。
正直それを感じる体験は今までしたことがなかったのですが、今回は目から鱗でした。
和食には、日本のワインですね。