2010年5月3日月曜日

GWワイン祭り終日


昨日の食事は、本当に衝撃的でした。
ワインを飲み始めてずっと目指していたマリアージュに、何の前触れもなく到達した感じです。ワインを飲み続けて、本当に良かったと心から思いました。
ワイン3連夜企画、最後は赤でしょう。
ただワインが冷やしすぎまして、適温になる前に、食事の9割を終える失敗をおかしました。
自戒します。


1. バスク風チキンの煮込み


チキンソテーに、生ハム、パプリカ、トマトを加えて煮込むパスク風チキンです。素朴な味わいで普通に美味しいですね。トマト系なのですが味がしっかりしていて、ご飯と食べたいと思ってしまいました。
塩味を少し抑えた方が、さらにワインに合いますね。






2. 長ねぎのクリームチーズグラタン

これは、斬新です!
グラタンのパスタ部分が何故か長ねぎです。しかしこれが予想以上に合いました。加熱された長ねぎの甘みが、ホワイトソースとよく馴染んでいます。
陽気な味なので、絶対イタリアワインと合いますね。今回、冷やしすぎたワインの失敗が悔まれます。






3. クラムチャウダーのパイ包み焼き


クリスマスの時に、デパ地下で買ったことがあるようなスープですね。パイを崩すのが楽しめる上に、かなり美味しかったです。
これはさすがに、白の方が合いそうです。彼女に聞いたところ、予定していた材料が揃わなく急遽内容を変更したとのこと。
急遽変更して、これがさくっと出てくるのが、すごいな。




4. Re Manfredi Aglianico del Vulture 2005


レ・マンフレディのアリアニコ デル・ヴェルトゥレ2005です。冷やしすぎたミスがあったものの、ちゃんと適温に戻してから頂きました。
まず葡萄の品種が、ギリシァからイタリアに伝わったと言われる古代種の葡萄・アルアニコです。完全に初めて聞いた品種です。深いルビーの色合いと複雑なアロマで落ち着いた印象です。
飲むと、今が飲み頃なのか、少し早いのか判断が難しいです。スケールはそこまで大きくないのですが、余韻は長く、秋の落葉の小道で読書をしているイメージです。
新しい品種のワインを飲むのは、本当に心が躍ります。