2012年1月2日月曜日

カレラ・ミルズでワイン初め

この時期、日本では正月ですね。クリスマスからのいきなりの模様替え。
節操がない気がしますが、クリスマスのきらびやかな雰囲気も、正月のまったりした雰囲気も両方楽しめるので良いですね。
アメリカは新年に何の感慨もないので、いきなり三が日から仕事です。
それでも新年は祝いたい。そこで、カリピノでお祝いです。



[Wine] CALERA MILLS 2005
味わいとワイナリー建設までのストーリーから、カリフォルニアのDRCと目されるカレラです。
一度飲んだ事のあるDRCはお亡くなりになられていたので、比較はできないのですが、カリピノの頂点の一角を味わいたいと、ずっと気になっていたんです。
近所のワイン屋で$44(=3500円)で手に入れました。

グラスにワインを注いだ端から、ローストしたオークやベリー系の香りがあふれます。外観はピノらしい透明感と漆黒に近いルビー色。
とても滑らかな口当たりでタンニンはほとんど感じなく、酸味と甘みが口に広がります。アフターやスケール感はないのですが、バランスがとても整っている印象でした。
ブルゴーニュでは当たりを引かないと、ここまでのものは飲めないと思いました。
しかし複雑な構造やスケール感を求めているので、この延長上にそれらがあるのかは分かりません。ブルゴーニュに戻るか、カリピノの上級キュベに挑戦するか悩みどころです。



[Dish1] 豚肉のマーマレード醤油焼き
最初はそれ程、期待をしていませんでした。マーマレードってオレンジのジャムでしょと。
まず、一言。とても美味しいです。主張し過ぎない甘辛なソースに、時々現れるオレンジのニュアンス。凄く上品です。
そして、今回のベリー系のアロマ全開のピノと完全な相性です。料理とワイン、両方で様々なフルーツが見え隠れして、食べて飲んで楽しめる。また是非食べたい料理ですね。

[Dish2] アボガドとモッツァレラのわさび醤油
わさびが大好きなのもあるのですが、この料理も当たりです。たっぷりのわさびを付け、口に含みます。わさびの香りが鼻に抜けて、後はショックが襲いくるのを待つのですが、アボガドとモッツァレラが手に手を取って、ショックを和らげます。不思議な料理です。
しかし自分の場合はわさびをつけ過ぎているので、ピノには強かったです。でもやめれませんでした。

[Dish3] キャベツの和風ドレッシング
何度も出てきているキャベツ料理ですね。
やはり最後はキャベツを食べながら、まったりです。

2011年12月28日水曜日

モンラッシェでクリスマスイブ


以前、アメリカではバーガンディが入手しにくいと書きました。
街のワイン屋さんなどでは、カリフォルニアやボルドーが全面です。
未だにブルゴーニュワインの主要輸出国がアメリカなのが謎ですね、一部の富裕層が抱えているのかもしれません。
しかし、そこから漏れたブルゴーニュワインは、アメリカ人の舌に合わずに、寂しそうに安値で売られています。
今回は日本の店で買えば5万円以上のモンラッシェを$179(約1万4千円)で手に入れました。



[Wine] Jacques Prieur Montrachet 2000
ジャック・プリュール モンラッシェ 2000 です。
手に入れた経緯は、よく行くワイン屋で偶然見かけただけです。さすがに値札が間違っていると思ったのですが、すんなり買えました。アメリカ…、いいですね。
透明感のある黄金色に、リンゴやオークのアロマ。柔らかい口当たりながら、ミネラルとしっかりとした骨格があります。スケール感はあまり大きくないのですが、アフターはどこまでも続きます。以前感動したコント・ラフォン ペリエールには及ばずとも、かなり美味しい白ワインといった印象でした。



[Dish1] アワビのステーキ
モンラッシェとマリアージュをしたと言う記事を読み、嫁さんにお願いをして、作ってもらいました。冷凍のアワビを使用したからか、身が固かったのですが、バターでソテーされたアワビはモンラッシェと良い相性でした。

[Dish2] チキンときのこのクリーム煮
前回に引き続き、登場してもらいました。
塩と胡椒をアクセントに、鶏肉とキノコの素材の味を生かした料理です。繊細なモンラッシェに寄り添い、決して邪魔をしない。ワインとの相性は今回一位でした。

[Dish3] ねぎとベーコンのカマンベールチーズグラタン
出ました。見た目から想像される味より、美味しい料理です。
ネギ、ベーコン、チーズの調和が、完璧ですね。 確かに白ワインとも合うのですが、強すぎない赤の方が相性が良さそうです。

[Dish4] ちぎりキャベツ 味噌オリーブオイル添え
味噌の塩気とオリーブオイルのコク、そしてキャベツのシャキシャキ感。
調和は全くしていないのですが、個々の個性が対照的に引き立つ不思議な美味しさです。ただ、モンラッシェの相手としては主張が強すぎで、ミネラル感ばかりが目立つようになってしまいました。

2011年12月11日日曜日

グラスで味が変わるのか!? 白ワイン編

ワインが好きな人ならば、そのワインのポテンシャルを引き出すと言われているグラスをお持ちでしょう。しかし同じ液体を飲む以上、グラスによる差異は微小と考えられます。その微小な差は一般人がワインを楽しむ時に重要なのか、もしくは基本変わらないのかを白ワインで検証しました。
結果としては、確かにグラスによるアロマの分かりやすい違いがあり、ベストなグラスを選択する事は可能でした。ワインは楽しいですね。



検証に使用したグラスは左図の右端から、
(1) RIEDEL ouverture Champagne Glass
(2) RIEDEL vinum Chardonnay Glass
(3) RIEDEL vinum Cabernet Sauvignon Glass
(4) RIEDEL vinum XL Pinor Noir Glass

そして、白ワインは、
BERINGER Chardonnay Napa Valley Private Reserve 2009
Wine spectatorで93ポイント、今年のTop100の40位のワインです。
まず、(2)のグラスで飲んだ印象は、リンゴに似たアロマとリッチなボディ、そしてアフターも長く、ミネラルを感じます。さすがは100本に選ばれるだけの実力、これで$26は安いですね。

そして同じタイミングでワインをグラスに注ぎ、味の変化を見た結果が以下です。

(1) アロマが閉じ、ミネラル感が全面に。若干辛い印象に。
(2) アロマを感じ、リッチな感じに。
(3) 基本(2)と似ているが、さらにリッチな感じに。バランスが向上。
(4) もっともまろやかな印象に。アフターは変わらないが、何かが柔らか過ぎる。

ベストは、(3)のグラスでした。客観性を高める為に、嫁さんにも試してもらいましたが、ほぼ同じ印象と結果でした。
酸化のスピードの違いで、アロマが変化し、ワインの印象をグラスが変えたのでしょう。次は赤ワインで試したいですね。

以下は、今回の料理です。

グラスがいっぱい並んでいるので、いつもより豪華な印象の食卓ですね


1. チキンときのこのクリーム煮
柔らかい鶏肉とキノコが絶妙ですね。寒い季節に食べるシチューのような印象で心が癒されました。
今回の白よりもう少しミネラルが弱い白ワインとなら更に相性があがる気がします。
粒マスタードが効いているので、強すぎない赤ワインとも合いそうです。



2. ポテトとスモークサーモンのガレット

おしゃれな味です。スモークサーモンの塩気をポテトが上品に包みます。
ただ残念なのが、白ワインと合わせると魚臭さが強調されてしまいました。これは、果実味が少ない白ワインと合わせる料理ですね。

2011年12月5日月曜日

カレーに合わせるのは…

ワインではないですね。
デザートワインや甘口のワインで挑戦されている猛者もいますが、やはりシードルが一番でしょう。しかし今回試したのは、ノンアルコールのスパークリングの林檎ジュースです。
自分が住んでいる州では、スーパーにアルコールを置くことが禁止されているので、そう簡単に酒が手に入らないのですよ。 まあ、ただの言い訳ですが。
その代わりに、このクリスマスシーズン、お子さんと楽しむためのお洒落ジュースが大量に並んでいます。


1. エビカレー
大人も大好き子供も大好き、カレーです。
しかもバーミキュラの無水調理で、素材の味が凝縮しています。我が家のスタンダードになってしまっているので、普通に煮込んだカレーとの差分が分からないのですが、カレー屋さんの味に近いと思います。
ただその強烈なスパイスから、すべてを自分の色に染めてしまいますね。ワインの天敵です。



2. Martinelli's Sparkling Cider
スーパーで$3で買ってきた、今回のスパークリング林檎ジュースはカレーととても合いました。おそらく普通の林檎ジュースだと平面的な味の上書きのしあいになったと思うのですが、炭酸なので気持ちが良い切れ味です。
冷やすと甘味が抑えられ、さらにカレーとの相性が上がるので、お試しください。次の機会にはシードルを試したいです。

2011年11月27日日曜日

カルボナーラとマム ナパ ブリュット・ロゼ

感謝祭も三日目に突入。三日連続でワインは久しぶりですね。
正直若干アルコールが体の節々に蓄積されてしまった感じがします。
まあ、美味しいので幸せですが。


1. カルボナーラ
パスタの代表格、カルボナーラです。濃厚過ぎないクリームソースとパスタが絶妙に絡みます。当たり前ですがコンビニのパスタとは違い、雑味を感じません。しかし、ワインとは難しいとされる卵が使ってあります。
今回のスパークリングワインは、構造がしっかりしていて、リッチでクリーミーなアフターがあるので、想像以上に相性は良かったです。




2. キウイとブルーベリー

あまり経験がないからか、スパークリングに相性がいい物は何か、よくわかりません。
そこで適当に試してみる事に。
ブルーベリーは食べた後に、スパークリングのアフターが苦くなりましたが、キウイはそこそこ合いました。
何となくリンゴが合いそうですね。次回は試したいです。




3.MUMM NAPA Brut Rose
スーパーで手に入れた$20(1600円)のスパークリングです。スーパーで買ったと侮るなかれ、Wine Spectatorで90点、Wine Enthusiastで93点を取ったらしいです。
実際に飲んでみると、強い泡に、リンゴのような爽やさとドライな口当たり。そしてアフターが柔らかく、果実味が残る。 5000円と言われても納得しそうです。
ワイン誌で高得点を取っていると自分には重いと感じる事が多いのですが、今回は成功でした。